就業までの道のり

まずは情報収集から!

 林業に就業するための第一歩は、正しい情報の収集。林業で長く勤めようと思ったら、まずは林業に対して抱いている想像と現実のギャップを埋めることが大切です。
 まずは、林業労働力確保支援センターに相談したり、「森林仕事のガイダンス」に参加してみよう。

林業体験

 林業への就業希望者に実務体験(下刈作業や林業講話)を通して適性を判断する機会を設けています。
体験は栃木県21世紀林業創造の森などで、毎年1回、夏から秋に実施しています。

林業就業支援講習

 林業就業支援講習は、厚生労働省が各都道府県にて実施するものです。
 林業への就業を希望する原則45歳未満の方を対象に、基本知識、林業体験、職場見学を行うとともに、個別の就職・生活相談を実施することで、林業に就業するために必要な知識や資格を身に着け、林業への円滑な就職を支援します。
講習期間20日間程度で、刈払機、チェーンソー、
小型車両系建設機械(3t未満)の資格が取得できます。
講習期間20日間程度で、刈払機、チェーンソー、小型車両系建設機械(3t未満)の資格が取得できます。

林業カレッジ研修

 素材生産等を行っている事業体の中核となる林業従事者を育成するため、森林・林業に関する幅広い知識と林業の専門的知識及び技術の習得を目的に行う研修です。
 研修は、毎年5月~2月の10ヶ月間で、林業事業体でOJTを受けながら集合研修(約80日程度)を受けるものです。

緑の雇用新規就業者育成推進事業

 事業の目的は、林業カレッジ研修と同様ですが、各事業体の研修生が集まって研修を受ける集合研修と所属事業体にて行う実地研修があります。
 林業作業士(フォレストワーカー)研修の1年目から3年目研修は、森林調査、造林、育林、伐倒、造材、集材、土場管理、輸送管理への基本的な技術・技能を段階的に習得させるためのものです。
 キャリアアップとして、林業就業年数が満5年以上になると現場管理責任者(フォレストリーダー)研修を、満10年以上の総括現場責任者(フォレストマネージャー)を受講することができます。